どんど晴れ

NHKの朝の連続テレビ小説「どんど晴れ」

このドラマを見ていると、色々心配なことがあります。

加賀美屋という、日本の伝統的老舗旅館がこのドラマの舞台です。
盛岡という片田舎(本当?)ではありますが、設定としては、日本を代表する(日本が誇る)老舗旅館と解釈しても良いと思って見ています。

で、そのすごい旅館の加賀美屋ですが、どうにも仲居のレベルが低すぎます。

加賀美屋で出来るのは、女将の宮本信子と大女将の草笛光子、ヒロイン比嘉愛未、副総支配人内田朝陽 、若女将候補白石美穂、そして、おまけで仲居頭あき竹城くらいです。
他の仲居、板場、その他従業員のレベルが低すぎます。

ここまで低いと、呆れて物が言えません。あれは、きっと天性のものです。

で、思うのです。日本を代表する老舗旅館の従業員達が、あそこまでレベルが低いとなると、その他多くの普通の旅館はどうなるのか？
あるいは、ああも、レベルが低い従業員しかいないと言うことは、仲居の仕事自体がレベルの低い人間がやる仕事であると錯覚してしまいます。

あぁ、レベルが低いから仲居をやっているのか…と。

実際、そんなことは無いはずなんですが、そのような錯覚を覚えさせる「どんど晴れ」
NHKのドラマなのに、ちょっとやりすぎではないのか？と思う今日この頃です。