オッス!!オレの名はダイヤ!
ワカバタウンに住んでいた少年だ!

「住んでいた」ってどういうことかって?
オレはついに、ヒコザルのヒコリンと一緒に旅立つことになったんだ。

て、そんな悠長なことは、言ってられないんだ!
急がないと・・・急がないとヒカリちゃんが・・・

待っててくれるよね?ヒカリちゃん!!

ママに挨拶を済ませたオレは真新しいランニングシューズをフル活用して、マサゴタウンに急いだ。

そんな時、

うわ!!ムックルだ!

頑張れ!!ヒコリン!
ひっかくだ!!

って、ヒコリン、攻撃が甘いぞ!!
急いでるのに・・・

ムックルの攻撃!
ヒコリン、大丈夫か?
もう一度、ひっかくだ!

まだ、甘いぞ!!
来るぞ!ヒコリン、気をつけろ!

ムックルの攻撃!

大丈夫か?ヒコリン?
もう良い、ここはモンスターボールだ。

イケッ!モンスターボール!!

ウインウインウイン、ウインウインウイン、ウインウインウイン・・・

やった!ゲットだ!
おっ!!図鑑に登録されたぞ!!すげぇ!って、急いでるのに、そんな暇は無い、オイ図鑑、なにちんたらやってんだよ!
早く、早く・・・
って、ニックネーム?そんな暇は無いって言ってるだろう?
ムックルで良いよ。ムックルで。
早く、早く行かないとヒカリちゃんが〜!!

マサゴタウンは、すぐそこだ。もうすぐだ。急ぐんだダイヤ!!
頑張れ!ダイヤ!ヒカリちゃんは、もうすぐだ!

マサゴタウンに到着!研究所前を通過。フレンドリーショップ前を通過。次の角を左に曲がれば、ヒカリちゃんがいる。かも、しれない・・・

って!!!ヒカリちゃん!!待っててくれたんだね。まさかの大どんでん返しだよ。オレは、もう諦めてたんだ。だって、ネット仲間のレッドやグリーンや…(以下略)が言うには、この展開は、まさかだぜ!

そうか、ヒカリちゃんもオレのことを…

そうだったのか、そうなのか!

ヒカリちゃん…もうすぐ、君の胸に飛び込める距離まで近づけるからね。もうすぐだからね。

ヒカリ「!!
あっ!!ダイヤ君!
私ね、ダイヤ君にポケモンの捕まえ方を教えるの忘れてたから、待ってたの。」

ヒカリちゃん、口実なんかわざわざ作らなくても、良いんだよ。
君の気持ちは、すでに、十分伝わったよ。

ヒカリ「それじゃぁ、私がポケモン捕まえるから、そこで見ててね!」

ヒカリちゃん、オレ、さっきムックルゲットしたんだ。でも、ヒカリちゃんの気持ちは、無駄には出来ないぜ。

あっ!!ビーダルだ!

それにしても、ヒカリちゃん、すごいなぁ・・・
なんて手際が良いんだ・・・
オレなんか、急いでたから、さっきどうやってムックルをGETしたのか、全く記憶に無いぜ・・・

ヒカリ「ほら、ダイヤ君。
ビーダルゲットで大丈〜夫!」

ヒカリちゃん、すごいぜ!惚れ直したぜ!

ヒカリ「うふふ!どう?すごいでしょ?
本当はね、もっと体力を減らした方が良いんだけどね・・・」

ヒカリちゃん・・・

ヒカリ「ポイントは、とにかく、ポケモン体力を減らすことだよ。」

可愛すぎるぜ…ヒカリちゃん・・・

ヒカリ「元気なポケモンは、捕まえるのが難しいから。
あとは、ポケモンのわざで眠らせたりすると、もっと捕まえやすくなるよ!」

ビーダルをゲットするヒカリちゃん、可愛すぎるぜ…

ヒカリ「うん、ダイヤ君にモンスターボール5個あげる!」

えっ?!何?くれるの?ありがとう。見とれてて、何も聞いてなかったから、不意打ちだったぜ・・・

ヒカリ「ポケモンがたくさんいると、遠くに行くのも安心だよ!
それに、にぎやかで楽しいし。」

そうだね。ママは、口だけで一緒に来てくれなかったからな。

いや、でも、オレは、ヒカリちゃんが側にいてくれれば、それだけで十分だぜ!

ヒカリ「じゃあ、私、先に行くからね!」

へ?!何?「旅は道連れ、世は情け」。一緒に行こうぜ、ヒカリちゃん!!

って、待ってヒカリちゃん。
そうだ、追いかけなきゃ、愛するヒカリちゃんが、また遠くへ…
って、体が動かない。金縛りか?
どこか、その辺にエスパーポケモンがいるのか?

待って、ヒカリちゃん。動け!オレの体!動くんだ!
待って、ヒカリちゃん・・・待って・・・待ってくれ〜

動け、オレの体。動くんだ、俺の体。頼む、動いてくれ〜!!orz

To be continued

以上、ダイヤ君の心の声と周りの人々の声をお送りしました。

このペースで進ませていると、第何回で殿堂入り出来るんでしょうか?

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