オッス!オレの名前は、ダイヤ。

愛しのヒカリちゃんを追いかけて、コトブキシティまでやってきたんだけど、大事なところで、体が動かなくなるんだ・・・

きっと、どこか近くに、エスパーポケモンが潜んでるんだぜ!
困ったものだ。

それは、ともかくとして、ヒカリちゃんの行き先もわからないオレは、とりあえず、緊急時用のきずぐすりを買うために、フレンドリーショップの前までやってきたんだ。

マサゴタウンのフレンドリーショップでは、モンスターボールを10個も買わされたり、ポケモンを無理矢理渡されそうになったり、色々、大変だったんだが、ここのフレンドリーショップでは、何事も起こりませんように…

よし、入るぞ。

たのもう!!

???「あっ!!ダイヤさん!」

げっ!!あれは、自称「名もなき配達員」。やばい、こんなところまで、追いかけてきやがった!逃げ・・・

配達員「おっと!今度は、逃がしませんよ。
荷物を、しっかりと受け取ってもらいますからね。」

やばい、オレは、しょこたんに身も心も捧げるつもりは無いぞ。
どうする?どうするオレ?どうやって逃げる?

配達員「私だって、暇ではないんです。あまり、ダダを捏ねないで下さい。」

道は塞がれた。他に出入り口は無い。どうする?オレ!

配達員「まずは、フェスタさんからの、ブーバー。しっかり、受け取って下さいよ。」

オイ、こら!勝手に腰のベルトにつけてんじゃねぇよ!

配達員「次に、しょこたんさんからの、トロピウス。」

やばい…
そりゃぁ、しょこたんは、可愛いさ。でも、オレはまだ若いんだ。それに、オレは、ヒカリちゃんという、心に決めた娘がいるんだ・・ここで、しょこたんになんか捕まるわけには・・・

配達員「暴れないで下さい。ダイヤさん。往生際が悪いですよ。
あなたに、逃げられ続けると、私が困るんです。」

って、勝手にベルトにつけるな!

配達員「はい、これで確かに渡しましたからね。
では、ダイヤさん、お気をつけて。」

あれ?見返りの要求は?ないの?
このまま捕まって、しょこたんのところに連れて行かれるんじゃないのか?

配達員「あっ!そうだ、ダイヤさん。」

ビクッ!!来たよ、来たよ。絶対に捕まる。
どうする?ダイヤ?旅立って間もないのに、オレの旅もここまでか・・・

配達員「実は、あの後、もう2匹お預かりしていました。」

まだ、あるの?
って、貰えば貰うほど、見返り要求が大きくなるぞ。
何としても、逃げなければ。出来ることなら、今受け取ってしまった2匹もつき返さないと…

配達員「えいがかんさんからのダークライです。
腰のベルトにつけときますね。」

って、待て、勝手なことをするな。

配達員「あれ?腰のベルトに1、2、3、4、5、6・・・」

何かあったのか?

配達員「手持ちがいっぱいのようですね。手持ちを整理して、もう一度来て頂けますか?」

あれ?とりあえず開放された?
逃げろ!!

・・・・・・

ハァ・・ハァ・・ハァ・・

逃げ切れた?

あっ!!しまった・・・
きずぐすり買うの忘れた・・・


To be continued

以上、世界一の勘違い野郎、ダイヤ君の心の声と周りの人々の声をお送りしました。

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