小説の方は、全くもって読み進めておりません。
ドラマですが、前回、かなり褒めちぎったのですが、面白いことは面白いのですが、少々、残念な感じになってきました。
第1話の人体発火は、天才物理学者でなければ解けない難事件でした。しかも、その執念深さを立証した時は、鳥肌が立ちました。
怖かったです。犯人に対しても、湯川先生にたいしても。
第2話は、幽体離脱。
子どものウソを見抜く湯川先生ですが、その過程において、蜃気楼の謎を計算で求めてしまい、なんのこっちゃといった感じですが、2話なので、こんなものだと思います。
第3話はポルターガイスト。工場の排水との固有振動数の一致による家屋の振動。
これは、天才物理学者でなければ、解けない事件でしょう。
第4話は、蒼井そらが香取信吾に殺される事件。
物理の世界で研究をしている犯人と、天才物理学者「探偵ガリレオ」の心理戦。
古畑任三郎が天才物理学者になったようで、面白かったし、超音波の振動数や経路、人体に与える影響は、計算しないと実証できないでしょうから、良かったです。
ただし、今思えば、この辺からおかしくなってきたのかもしれません。
第5話は、なんと興ざめの自殺。まぁ、それは良いんです。良いのですが、どうしたものか?
時間が来ると弦が燃えて、首が絞まる。
そこに何故計算が必要なのか?
この事件、別にガリレオ先生でなくても解けたのでは?
そして、おかしくなってきた第6話。
この話は、結局、科学的な話は、水に浮かび上がった字の謎だけ。しかも、これは物理学と言うよりかは、むしろ、化学の世界。そこに、計算は必要なのか?
そもそも、彼は、今回、何を計算したのか?
仮に、オブラードの溶解度を計算したのであれば、劇中「微量だが検出された」と言っていたため、溶解度の計算など必要なく、解けきってしまうでしょう。
結局、どういうことかというと、湯川先生ご本人も言っていたが、「物理学に関係のない事件」であったと言うことです。
第7話は一転して、科学と犯人との心理戦が、面白かったです。
深キョンも殺された峰村も相当な頭脳の持ち主で、高度な心理戦が見られました。
トリックも、工学という物理の話で、その粘性の検証に、計算は必要でしょう。
しかし、残念な第8話。
30kmという距離を10分で移動するという摩訶不思議な現象がおきてしまう。
もちろん、そこはガリレオなので、科学的にありえないと言う湯川先生。しかし、そのトリックは解けない。ついに、どこでもドアまで引き合いに出してしまう迷走ぶり。
それは当然で、そこに科学は全く存在しなかったのです。
正直、このトリックは、江戸川コナンでも、金田一一でも解けてしまうであろう、面白みのない話。
ガリレオ先生だからというのが、全くない。
しかも、この無科学の話で、何故計算をする。
と言うのが、各話の感想なのですが、ここで不幸なのは、残念ながら、こちらの都合で、第6話と第7話の見る順番が逆転してしまったことです。
2話連続の無科学の話は、あまりにも残念でした。
実際のところは、1話面白い話が挟まっていたので、そこまで気にならない話のはずだったのですが。
しかし、その第7話も、動機があまりにも非人道的で気持ち悪いし、以前評価した、柴崎コウの人間的スパイスが本人があまりストーリーに絡んでこないということからイマイチ発揮されていない。
これらから、科学と人間の狭間という私がすごいと思っている部分が、かなり欠落してしまっていました。
と言うことで、ここ4話、少々残念なお話となっていますが、そろそろ最終回に向けて盛り返してくる頃だと思われます。
最終回の久米宏との対決は、楽しみです。
ドラマですが、前回、かなり褒めちぎったのですが、面白いことは面白いのですが、少々、残念な感じになってきました。
第1話の人体発火は、天才物理学者でなければ解けない難事件でした。しかも、その執念深さを立証した時は、鳥肌が立ちました。
怖かったです。犯人に対しても、湯川先生にたいしても。
第2話は、幽体離脱。
子どものウソを見抜く湯川先生ですが、その過程において、蜃気楼の謎を計算で求めてしまい、なんのこっちゃといった感じですが、2話なので、こんなものだと思います。
第3話はポルターガイスト。工場の排水との固有振動数の一致による家屋の振動。
これは、天才物理学者でなければ、解けない事件でしょう。
第4話は、蒼井そらが香取信吾に殺される事件。
物理の世界で研究をしている犯人と、天才物理学者「探偵ガリレオ」の心理戦。
古畑任三郎が天才物理学者になったようで、面白かったし、超音波の振動数や経路、人体に与える影響は、計算しないと実証できないでしょうから、良かったです。
ただし、今思えば、この辺からおかしくなってきたのかもしれません。
第5話は、なんと興ざめの自殺。まぁ、それは良いんです。良いのですが、どうしたものか?
時間が来ると弦が燃えて、首が絞まる。
そこに何故計算が必要なのか?
この事件、別にガリレオ先生でなくても解けたのでは?
そして、おかしくなってきた第6話。
この話は、結局、科学的な話は、水に浮かび上がった字の謎だけ。しかも、これは物理学と言うよりかは、むしろ、化学の世界。そこに、計算は必要なのか?
そもそも、彼は、今回、何を計算したのか?
仮に、オブラードの溶解度を計算したのであれば、劇中「微量だが検出された」と言っていたため、溶解度の計算など必要なく、解けきってしまうでしょう。
結局、どういうことかというと、湯川先生ご本人も言っていたが、「物理学に関係のない事件」であったと言うことです。
第7話は一転して、科学と犯人との心理戦が、面白かったです。
深キョンも殺された峰村も相当な頭脳の持ち主で、高度な心理戦が見られました。
トリックも、工学という物理の話で、その粘性の検証に、計算は必要でしょう。
しかし、残念な第8話。
30kmという距離を10分で移動するという摩訶不思議な現象がおきてしまう。
もちろん、そこはガリレオなので、科学的にありえないと言う湯川先生。しかし、そのトリックは解けない。ついに、どこでもドアまで引き合いに出してしまう迷走ぶり。
それは当然で、そこに科学は全く存在しなかったのです。
正直、このトリックは、江戸川コナンでも、金田一一でも解けてしまうであろう、面白みのない話。
ガリレオ先生だからというのが、全くない。
しかも、この無科学の話で、何故計算をする。
と言うのが、各話の感想なのですが、ここで不幸なのは、残念ながら、こちらの都合で、第6話と第7話の見る順番が逆転してしまったことです。
2話連続の無科学の話は、あまりにも残念でした。
実際のところは、1話面白い話が挟まっていたので、そこまで気にならない話のはずだったのですが。
しかし、その第7話も、動機があまりにも非人道的で気持ち悪いし、以前評価した、柴崎コウの人間的スパイスが本人があまりストーリーに絡んでこないということからイマイチ発揮されていない。
これらから、科学と人間の狭間という私がすごいと思っている部分が、かなり欠落してしまっていました。
と言うことで、ここ4話、少々残念なお話となっていますが、そろそろ最終回に向けて盛り返してくる頃だと思われます。
最終回の久米宏との対決は、楽しみです。
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