エジソンの母　第4話

エジソンの母も第4話です。
もう、今年も1ヶ月終わりましたよ・・・恐ろしい。

さて、今回のテーマは、「人間の平等」について、「ねぇ、どうして？」が連発します。
鉛筆工場の社会科見学が、いつの間にか、日本国憲法の授業になってしまうという、なんとも、エジソンの母らしい展開です。

で、今回、よくまとめたなと思ったのは、理想論と現実との違い、つまり、本音と建前のお話です。

「ねぇ、どうして？」に対してパニックになる伊藤美咲に対して、松下由樹は、すかさず、日本国憲法の基本的人権の尊重を持ち出します。
これは、全く、ウソじゃないです。全て本当です。
あの状況で、よくまとめたと思います。
第1話から考えると、考えられないくらいの成長ぶりです。

しかし、ここで終わらないのが、エジソンの母。
一件落着したと見せかけて、谷原さんを投入してきます。
そして、再び、かき混ぜる。と言っても、今回はしれてましたけど。
で、ここで良いのは、学生が研究室をうろついていることにより、意見の柔軟性を演出できていると言うことです。まぁ、それは、置いておいて、
で、ここで、本音を投入してくるわけだ。
なんだか、小難しい単語を並べながら、「平等は無理だ」と説きます。
夢の欠片もないお話です。でも、そういう意味では、現実なんですよね。違う意味ではもっと違う見解が見えてくるはずなんですが。

で、最後、この違う見解として、鉛筆工場の人が、「僕は、お金はないけど幸せです」と、幸せの形は人それぞれなんだよと説いて、この件の「ねぇ、どうして？」は、終わるわけですが、なんか、キツネにつままれた感はありますが、よくまとまっていると思います。

伊藤美咲は、相変わらずでしたが、そこを松下由樹がカバーして、教師の指導力もある程度、見せつけ、まぁ、こんな回があっても良いのではないでしょうか？と言った内容となっています。