今日は木曜ポケモンデー。

と言うことで、今週はポケモンレンジャー販促用1時間SPです。

内容は、ポケモンハンターJが狙っているリオルを無事、故郷に返すことが、ミッションのトップレンジャー・ハジメとサトシ御一行の物語。

オープニング早々、サトシ御一行ではなく、今回の敵となる謎の組織がリオルを取り逃がすシーンから始まります。

この演出、実は、ポケモン映画によく用いられる演出で、TVシリーズでは、珍しい演出です。
この演出の効果か、全般で、映画のようなストーリー展開になり、ノンストップアクションとして1時間という時間を飽きさせることなく、効率よく、そして、ハラハラドキドキな感じで仕上がっています。

また、いつもなら、ゾロとサンジがココロ婆さんの存在を消したように、存在を消し去られる過去キャラである「ヒナタさん」が、脇役ではあるものの、復活し活躍。さすがに、ジャッキーは出ませんでしたけど・・・山ちゃんのギャラは高いのかな?

そして、スモモのルカリオを見た反応、ミカルゲのときの伝説の波導使い、そして今回と、妙に、映画「ミュウと波導の勇者ルカリオ」を意識した演出。

サトシが波導をキャッチすることに違和感を感じないタケシ。一方で、違和感を感じるヒカリ。
過去に、サトシとタケシはオルドラン城に訪れているだろう・・・という感じでした。
今まで、ミュウツーの逆襲以外は、過去を消し去られていますからね・・・
ルギアを見たときも、エンテイを見たときも、フリーザーを見たときも、始めて見た・・・みたいな顔をしていましたからね。

その点、トキワのジュンサーさんが出てきたり、マリナちゃんがでてきたりと、過去を大切に使って演出しているという特徴が、今回のダイヤモンド・パールにはあります。

物語全般としては、よく出来ていると思います。
特に、ダイヤモンド・パールというシリーズの流れの中で、販促用のポケモンレンジャーを違和感なく、中だるみでもなく絡めこんだことは、とても評価できることだと思います。

ただ、文句を言うならば、最後の演出。
ミッションが、リオルを故郷に返すことだったので、受け渡しが終わった瞬間、Jが逃亡して、物語前半から絡んできたJが物語から離脱してしまうことに、ちょっと違和感を感じました。

まぁ、Jとは、次回以降の話の関係で、決着をつける事が出来ないのでしょうから、ある程度、しょうがない部分もありますし、絶対的悪として、そして、凄腕ポケモンハンターとして、サトシ御一行に邪魔されつつも、依頼は成功させ、且つ、サトシ御一行はポケモンを助け出すということを同時に行うためには、このような展開にせざるを得ないという部分もあるのかもしれません。

ですから、最後にロケット団が立ちはだかったのはとても良かったのですが、瞬殺されてしまっては、何をしに出てきたのか・・・
あれなら、あのまま、Jにはフェードアウトして欲しかったですね。

それにしても、なかなかJの悪行っぷりには天晴れですな。

それから、ヒナタさんのキャプチャースタイラーのデザインとキャプチャの動きが変わっていましたね。

では。

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