そうとう前にビデオにとっていたあったやつをやっと見ました。

う~ん・・・考えさせられるなぁと思いました。

以前、行列の出来る法律相談所で北村弁護士が言っていた、
「痴漢と間違えられたら、全速力で逃げろ」というのが、すごく信憑性があるなと感じました。

実話をもとにしたものと言うことらしいのですが、本当に、あんな裁判が繰り広げられているのでしょうか?

刑事裁判には、推定無罪の原則というのがあって、有罪である証拠がなければ、有罪にすることができないはずなんです。

で、検察は、確実に有罪であるという証拠を準備しなければいけないはずなんですよね。

でも、今回の判決理由を聞いていると、どうも、それができていない気がする。

検察側の言い分は、再現VTRで否定されているわけで、それ以外の犯行に及ぶための他の手だても示していないのだから、有罪にすることは無理だと思う。
と言うのが、個人的な見解。

それに、他の方法によって、犯行が可能であるのならば、それを裁判中に示し、検討する必要があるだろうと思う。
今回のは、否定される可能性があるから、最後まで隠しておいたと思われてもしょうがないと思う。

だいたい、検察側の示しているものは、何1つとして犯行を裏付けるものは無かったわけで、これでも有罪になるのかと思うと、なんだかなぁと思った。

とりあえず、痴漢に間違われたら、全速力で逃げるのが正解らしい。

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