センター問題集

1月が終わる・・・
1か月ぶりに、どうも。

大手予備校「駿台[すんだい]予備校」の現代文講師が執筆し、系列会社の駿台文庫が昨年２月に出版した大学受験生向けの漢字問題集『生きるセンター漢字・小説語句』に性的な表現が含まれていたとして、同社は１月１３日、同書の販売停止と店頭からの在庫回収を決めた。

同書には、例文中のカタカナで書かれた言葉を漢字に置き換える設問があるが、なんとそこには、「彼女のなだらかなキュウリョウをうっとりと眺めた」「胸のデカさに俺はキョソを失った」「教授と私のミッセツな関係を誰にも気づかれてはいけない」「敏感なところは強くシゲキしちゃだめよ」「彼女がリズミカルにシめ付けてきた」「ゆっくり奥までソウニュウしてください」といったトンデモ例文が、至る所にちりばめられているのだ！
(以下略)
http://news.infoseek.co.jp/article/shupure_60052/

こういう発想、意外と好きです。
あくまで、発想ですよ。

正直、子どもたちの印象に残るには、どうしたらよいか、と言う話。
どういう切り口で、攻めていくか。
もちろん、A君とBさんの興味関心は違うので、万人に効く方法はない。

センター対策の問題集なので、16～17歳以上が対象でしょ？
こういうＨな話が大好きな年頃ですからね。
こういう発想にたどり着くのも、判らなくはない。

多分、男の8割、女の2割は、少なくとも、内心好きなはず。
半分の子どもたちの心をつかめれば、大成功だと思う。

発想は、良かったと思う。

ただ、問題なのは、少なくとも、報道にのっている例文が、男目線でしかないということ。まぁ、執筆者が男だからしょうがないか？
でも、もっと、女目線が必要だったということ。

もう1つは、真面目な問題集と誤認してしまう装丁と題名であること。
やはり、この内容で攻めるのであれば、そういう本であるということが、一目でわからなければいけないと思う。

まぁ、前者も後者も、編集さんの責任と言えば、責任だわな。
多分、題名を「一流予備校講師が贈る！ちょっとエッチな問題集」とかにして、表紙を、ちょっとエッチなイラストに変えれば、3万部くらいはすぐに売れて、増刷がかかる気がしますね。

そういう題名にしていれば、学校で使われることも無かったでしょう。
もちろん、学校で使うのも、ＮＧです。まぁ、だから問題になっているわけで。

正直、回収する必要は無いと思う。
オビにでも、その旨を記載すればそれで良いかと。
ただ、返品には応じた方が、印象は良いよね。