「原爆の日」式典直前に「ポケモン」削除
2016年8月7日 ゲーム平和記念公園から「ポケモン」が消えた――。広島市が人気ゲームアプリ「ポケモンGO」の設定を同公園から削除するよう開発会社に求めていた問題が、2016年8月6日の「原爆の日」に解決した。時事通信などが報じた。
公園内にあったゲーム内のアクセスポイントが全て削除されたほか、ポケモンも出現しないようになった。6日の未明2時ごろに、開発元のナイアンティックから「対応した」という内容のメールが市へ届いたという。
(中略)
「削除して当然」VS「ポケモンGOだけダメなの?」の議論に発展
ツイッターなどに寄せられた投稿によれば、8月4日時点で「ポケストップ」などのアクセスポイントは公園内から削除されていたが、ポケモンは出現する仕様のままだった。6日の平和記念式典の前に、改めて市が要請していた「ポケモン非出現」の対応が取られたようだ。
今回の広島市の要請とナイアンティック社の対応をめぐり、ネット上では賛否の別れた意見が出ることになった。ツイッターやネット掲示板には、
「当然、というか最初から出ないのが当たり前」
「流石にこういう場所では削除して当然だわな」
「ゲームは別に楽しくできれば良いけど、時と場合、場所による」
といった賛同意見が数多く寄せられる一方で、
「公園にゲームのために人が集まるなんて、平和そのものだと思うんだけど」
「広島平和公園が思う『平和』って『神妙に平和を祈る』ことであって子どもたちが元気にゲームするような環境のことでは無いんだな」
「将棋、囲碁、花見、イベント、祭り、煙草等はOKなのに、ポケモンGOだけダメなのが分からない」
と今回の対応について疑問視する声も目立った。
http://news.infoseek.co.jp/article/20160806jcast20162274652/
ナイアンティックの対応には、賛同します。
広島市が、そう判断したのならば、それに対応すべきだと思います。
ただ、広島市の対応には、若干の疑問が残ります。
「広島平和公園が思う『平和』って『神妙に平和を祈る』ことであって子どもたちが元気にゲームするような環境のことでは無いんだな」
は上手くいっているなと思う。まぁ、ポケモンGOのプレイヤーは子ども少ないけど。
平和の形をどうとらえるかで対応は変わってくるのかもしれないけれど、個人的には、長崎の対応が正解だと思います。
ポケモンをきっかけに、平和公園を散策して、何かを感じる人も絶対にいます。
その辺りは、来てくれた人をどう誘導するかという、広島市側にかかっている。
ふさわしくない人を追い出すのではなく、来たら、有無を言わさず、ふさわしい態度をとらすことが広島市の仕事だと思う。
これが出来ないのなら、広島市が無能であり、平和公園と言うコンテンツに魅力がないだけ。逆にする気がないのなら、殿様商売をしているだけ。どちらにしても、批判の対象です。広島市側に問題がある。
平和公園はポケモンセンターと徒歩の距離。
セットで観光するように、広報すれば、面白い方向に持っていけるのは、間違いないと思う。どちらも外国人もたくさん来る場所ですし、株ポケは、そっち方向に比較的協力的だと思いますが。
コメント