電話してくる人とは仕事するな

堀江貴文氏の『多動力』が、発売からわずか3日で8万部を突破し、アマゾン書籍総合ランキングと、キンドル電子書籍総合ランキング第1位の二冠を達成した。
「多動力」を実現するためには、自分の時間を大切にすることに敏感でなければならない。体感時間が短く感じられる「ワクワクすること」だけで1日を埋め尽くすための真髄とは、いったい何なのだろうか。著者である堀江氏が明かす。
(以下略)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170605-00174408-toyo-bus_all

読んでいて、なんだこいつ？と思った。
言っていることは理解できますが、皆がこんなことを始めたら、それこそ大変なことになる。

こういう風に、考え、実行することを否定するつもりはないけれど、それをこのように報道して良いのかと言う事は、別問題。

電話の利点は、相手の声が聞こえること。何を考え、何を思いそう言っているのかが、声を聴くと、それなりに分かる。
本当は、会って顔を見て話すが一番ですが、それがかなわないなら、電話。
そういう利点を無視して、電話する人とは仕事しないと言い切るのは、どうかと思う。
ホリエモンがそうこだわるように、電話にこだわることを全否定すると言うのは、どうかと思う。しかも、それをバカと切り捨てるのは、全く賛同できない。

それに、「今、ＦＡＸしましたから」という電話。確かに意味不明。でも、これにも意味がある。
世の中には、そのＦＡＸやメールに気が付かないダメな人は、一定数いる。それを電話1本で解決するわけ。
それはそれで大事な話。それも一刀両断。

確かに、ホリエモンのような天才は、そんなヘマはしないのかもしれない。
相手も、ホリエモンには、こう対応しようというマニュアルが必要だと思う。
でも、こんなことは、少なくとも、大きな声でいう話ではない。

ホリエモンは天才だから、凡人の考えが理解できないのだろう。
でも、世の中は、凡人だらけ。凡人が天才と同じことをしても上手くいくはずがない。
それがわからないのだろうか？
こんなだから、恨みを買い、逮捕されるんだと思う。
その辺、どう考えているんだろうか？

そして、凡人以下のくせに、ホリエモンの言う事を鵜呑みにして、意味不明なことを言っている人を何とかして欲しいと思った。